錦岡保育園医療・福祉
単に「子どもを預ける場所」ではなく「子どものいのちを預かる場所」としての保育園であるために。
保育士を天職として選んで働かれている方のために、楽しく働ける職場になるよう有給休暇の取得率も100％である当保育園は、「保育士」という職業を全うできるような環境づくりに努めています。
インタビュー
園長
山口 康男 さん
保育園で働くことの意義・考え方をお聞かせください。
まず、保育園という場所は「子どもを預ける場所」と思いがちですが、私としては「子どものいのちを預かる場所」だと常々言っておりまして、子どもの安全を第一に考えるような意識を持って働いて欲しいということ。そして働くからには楽しく働いて欲しい、楽しく働ける職場であって欲しいと思いから、長く楽しく働ける職場環境づくりも進めています。現在職員の有給休暇取得率が100％というのもその一環です。現在働いている方の他に、非常勤の登録保育士が3名ほどおりまして、職員の休暇申請の際には協力してもらい休暇取得の助けになってもらっています。バックアップがいるので気兼ねなく休める、というのがより働きやすい職場環境を目指す当保育園の大きな特徴でもあります。
また、保育士の方々は保育園で働くという職を天職として選んで働かれていますので、目指した保育士という職業を全うできるような環境づくりも欠かせなく、そういった意識で働ける保育園を目指し、日々運営しています。
保育園の目指す事業展開と将来像についてお聞かせください。
この錦岡保育園は苫小牧市の西端に位置し、中心部からは15㎞ほど郊外にありまして来年は開園50周年を迎えます。もともと園が出来た経緯としては、錦岡地区に住んでいた農家や漁師の方々が、自分たちの子どもを預ける施設が欲しいとのことでしたが、当時は市営の施設もない中、自分たちで力を合わせて隣の小学校など建て替えの際に出た廃材などを集め、地域の方々で造り上げた保育園なんです。ですから地域の方々に愛され、地域の子ども達がたくさん集まる保育園を目指していければと考えています。また、そういった地域にありますので子ども達の遊びやすい公園や、鮭が上る大きな川ですとかオートリゾートのある公園など大変自然に恵まれた環境ですので、その自然を活かした保育活動が出来るような保育園を目指したいです。
保育園の求める人材像と、就職を希望されている方へのメッセージをお聞かせください。
保育士という職業を選択した、目指したということは、子どもの発達や成長を見守り、手助けできる職業をしたいというのが保育士を目指した方の最初の考えだと思うので、まずはそれを全うしてほしいし、そういう意識を強く持ってきてほしいなと思います。その意識を貫徹できるよう私どもは応援しますので、是非強い意志を持って来ていただきたいなと思います。